小銭に対する価値観 / Let’s get Americanized!

小銭に対する価値観

日本人は1円も大事にする文化がありますがアメリカで1円に値する1セントは人々はどのように考えているかを紹介していきましょう。

アメリカでは1セント硬貨のことを通称でペニーと言います。道端におちている1セントをluck pennyなどと言い幸運の象徴としても扱われていますが、日本の1円との扱われ方は異なります。

1セントを大事にはしていない

結論からすると1セントはどうでもいいものとして扱われています。日本でも1円は価値は低いのですが、それでも1円をお金としてしっかり扱っています。レジで1円でもあわなければ大変なことになるようなお店などもあることでしょう。

アメリカでは1セントどころか数セントでもお店の人は気にせずにいらないよといってくれたりします。日本の100円ショップのような存在である99cents storeなどでも消費税があるため1ドルと数セントになったりするのですが、小銭を探すような仕草をすると、That’s okay.といってまけてくれます。日本のように最後にレジの数字をあわせるようなスタイルのレジ締めをやっていないため店員の裁量でやっている感じです。

支払う側も大雑把

日本では硬貨が使われる頻度が高いのに対し、アメリカでは紙幣がメインになります。そのため1ドル紙幣が多く流通しています。1ドル以下は価値にたいしての硬貨の重みやかさばり具合を考えると邪魔になる存在であるため、支払う方もお釣り硬貨はdonation（寄付）したり、Keep the change（お釣りはとっておいてください）というフレーズで相手にあげたりします。日本のように小銭入れをもっている人はほとんど見かけません。ちなみにお釣りを上げるのは問題ありませんが、チップをあえて硬貨でおいていくことは不満を現していると受け取られることもありますのでチップは紙幣で払うようにしましょう。

両替手数料が高い

昔は硬貨は家に持ち帰って入れ物にいれて溜まったら銀行で両替してもらうようなスタイルがありましたが、最近では銀行の硬貨からの両替手数料がとても高く、またTD Bankであったようなコインを数えてくれる機械も撤去されてしまい硬貨の扱いがやっかいなものになりつつあります。日本でも最近は銀行が両替の手数料を高くしたり、郵便局がこれまで無料だったのが有料になったりしています。電子マネーが普及して硬貨の存在は影が薄くなっているのは日本もアメリカも同じ状況です。

まとめ

日本は500円硬貨がありますが、海外ではその価値の硬貨を持つ国はほとんどありません。そういう意味では日本はまだまだ硬貨主体の国なのかもしれませんが、ぶっちゃけ個人的には重いのを持ち歩きたくないので硬貨がなくなってほしいと思っています。

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