遊ぶことを英語で自然に表現する / 直訳しない英会話

意外と奥が深いplay

遊ぶというとまず思い浮かぶのがplayの方が多いことでしょう。
Children are playing in the park.
子供たちは公園で遊んでいます。

playは自動詞としても他動詞としても遊ぶと言う意味で使えます。

She and her friends played with dolls.
彼女は友達と人形で遊んだ。
これは遊んだということがメインの自動詞のplayで道具としてdollsを使ったというようなニュアンスです。

We played video games.
テレビゲームをして遊んだ。
こちらは他動詞として、その対象物(video games)をやったというニュアンスで、日本語では遊ぶになりますが、何をしたかの事実を言っている感じです。このケースではplay cards(トランプをする)、play tennis(テニスをする)などがあります。遊ぶということにはフォーカスされていない感じです。

遊んだ感をだせるenjoy

playは自動詞の方では遊んだ感が出ますが、他動詞の使い方ではそれを行うという事実感が強いためイマイチ遊び感が弱くなります。そんなときに便利なのがenjoyです。

We enjoyed playing video games.
テレビゲームをして遊んだ。
どうでしょうか、なんとなく楽しい雰囲気が出てきましたよね。enjoyを使うことによってその行為を楽しんだ=日本語の遊んだ感が出せます。

友達と遊ぶ感が強いhang out

友達と遊んでくるという時、何をするかは決まっていないことが多いこともあるでしょう。そんなときはhang outが便利です。

I’m gonna hang out with my friends tonight.
今夜は友達と遊びます。
友達と会うことが目的(ツルむ)となっている場合の遊ぶに最も適している表現です。

大人に遊ぶspend time

hang out同様に人と時間を過ごすことを目的としていて、上品な感じを出したい時に便利なのがspend timeです。
I spent time with one of my old friends from high school.

高校時代からの友人と遊んだ。
時間を過ごすことがメインの目的という意味でhang outと近いニュアンスですが、より上品な感じがします。ワインを飲んだり、何かについて語り合ったりなどがイメージされそうな表現です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?このように”遊ぶ”と言っても使う単語によってニュアンスがだいぶ異なってきます。日本語は一つの単語でカバーできる範囲が英語よりもだいぶ広いため、遊ぶ=playのように覚えて、直訳してしまうと誤解が生まれたり、伝わらなかったりします。日本語と英語をセットで対として覚えるのではなく、この感じ、このニュアンスのとき=英語では〇〇を使うという覚え方に変えていくことでより自然な表現が身についていきますので実践してみてください。

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