sorryの使い方 / インプレッションと音で覚える英会話
sorryというとI’m sorryという謝るときの印象が強いため、謝罪のイメージをもってる方も多いと思います。昔は海外ではI’m sorryと言ったら裁判では負けるからアメリカでは言ってはいけませんなどの迷信に近いものもありましたがsorryは本来はどのようなものかを見ていきましょう。
Sorry
sorryは人の感情を表す形容詞で、happyやangryなどと同じ種類のものになります。胸が苦しくなるような悲しい気分という感情でsadなどに近いものになります。
謝罪を表すsorry
I’m sorry.
ごめんなさい。
これは謝っているという行為をあらわしているのではなく、私の感情は胸が苦しくなるような感じになっています。ということを意味します。原因はそうなるようなことをしてしまったからと解釈され、謝罪の意を表すときによく使われます。
具体的に何かに対して謝罪の意を表すときにはfor+名詞形を用いて表現します。
I’m sorry for being late.
遅くなってごめんなさい。
同情を表すsorry
胸が苦しくなるようなときは、謝るときだけではなく、何かによって感情を揺さぶられたときにも起こります。特に同情するときにはそのような感情になることから、sorryは同情するときに気の毒に近いような感情でも使われます。
I feel sorry for him.
彼のことを気の毒に思います。
謝罪のときと同じようにforを使っていますが、for being lateにsorryという感情なのとfor himにsorryという感情という同じ解釈ができる構造になっています。
I’m sorry for your loss.
お悔やみ申し上げます。
誰かが亡くなったときに伝える定番のフレーズです。これも for your lossにsorryという感情になっているという意味です。
謙虚さを表すsorry
意図しないで誰かにぶつかってしまったときやスペースを開けてもらうときなどにも使われます。この場合はsorryのみで使われることが多く、Excuse meの代わりに用いられています。元々はExcuse meを用いていたのが言語としてカジュアル化するにつれてsorryが代用されてきて口語として使われているような感じでニューヨークなどでは普通に使われています。最近続編が始まった人気の海外ドラマSex and the cityのシャーロットがよくsorry, sorryと言っているシーンがありますがまさにそれです。
まとめ
このようにI’m sorryは自分の気持ちがsorryという状態(胸が苦しいような感じ)になっていますという状態を表す表現で、必ずしも謝罪を表すものではありません。その場の状況によって謝罪なのか同情または謙虚さを伝えているかを判断するようになります。
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